ワードで差し込み印刷する方法

縦書きの住所の応用例

縦書きの住所の応用例

パソコンではがきの印刷をする場合などには、縦書きにしたいことが多いはずです。そして、差し込み印刷機能を使って縦書きの宛名印刷をしようとした場合には、差込印刷で番地などを漢数字に変換することが出来ないのか?とか、差込印刷で数字を漢数字にする場合には、元のデータを変更しなければならないのか?といった疑問が湧くかも知れません。

 

例えば、住所が「東京都渋谷区神泉3-9-4」といった場合、これを縦書きの文書にそのまま差し込み印刷すると「3-9-4」が右回りに90度回転した状態になってしまいます。また「-」(ハイフン)が全角である場合には、縦書き文書に差し込むと「|」とはならず、縦書き文書なのに「-」と横向きの全角ハイフンになってしまいます。これを縦書きらしく漢数字に直し、ハイフンも縦書きに変更したいというわけです。

 

差し込み印刷ではフィールドコードを利用しており、縦書き書式を設定するためのスイッチもありますから、このスイッチを利用することで簡単に漢数字に直したり、縦書きに変えたりすることが可能となるのです。

 

先ずは、Altキーと同時にF9キーを押してフィールドコードを表示させます。そして「MERGEFIELD 住所」というフィールドコードを「MERGEFIELD 住所 /v」に修正します。そうしたら、もう一度Altキーと同時にF9キーを押します。これらの設定をしてから差し込んだデータの表示を行うと、住所の丁目や番地などが漢数字と変わり、「-」(全角ハイフン)も縦向きに変わっているはずです。


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